劇場版「空の境界」 殺人考察(前) 【完全生産限定版】
劇場版「空の境界」 殺人考察(前) 【完全生産限定版】
劇場版「空の境界」 殺人考察(前) 【完全生産限定版】
坂本真綾 アニプレックス アニプレックス
2008-06-25
¥ 7,875
まるで針を一本落としたとしても音が聞こえてしまいそうな静謐なビジュアル。禍々しくも美しい映像は、まさに原作への最大限のリスペクトといえるだろう。本作は全七章の二作目。時系列的には最初の物語(本シリーズは原作同様、順番を入れ替えてリリースされているので、混乱なきよう)。まだ高校生の黒桐と式の出会いが描かれている。初々しいふたりの距離感がなんとも青春を感じさせる。式が二重人格だったり、殺人衝動を持っていたりと、次々と衝撃のエピソードが展開していくが、第一章『俯瞰風景』と違って、最小限の動きと静かなビジュアルで画面が構成されている。視聴者に自然な緊張感を抱かせる、スキのない作品になっているので、ぜひ、観る前には心の準備をしておいていただきたい。もうひとつのポイントは音楽。圧倒的な音圧と音色で、音に包まれるような気分が味わえる。家で視聴するときは5.1chサラウンドで楽しみたい。(志田英邦)
劇場版「空の境界」 痛覚残留 【完全生産限定版】
劇場版「空の境界」 俯瞰風景 【完全生産限定版】
sprinter(初回生産限定盤)(DVD付)
Fate/complete material I Art material.
SOUND DRAMA Fate/zero vol.1
■式の声について 評価5 日付2008-09-25初めて空の境界のPVを見たとき、式の声にかなり違和感を感じました。「生きているのなら、神様だって殺してみせる」というセリフです。この違和感は「俯瞰風景」を観終わった後も残り続けました。クールで強い式には合わないからです。
しかし、この「殺人考察(前)」を観終わり、やっとこの配役がミステイクでは無かったということが理解できました。あくまでも式は良家のお嬢様であり、退院後の式のその在り方の矛盾が式の声にも表現されているのだと。
この他にも私には読み解けていない仕掛けが施されているかもしれません。いずれにせよ、この「殺人考察(前)」を原作だけで満足してしまうとこの「空の境界」という素晴らしい一連の映像作品を味わい尽くすことはできないのではないでしょうか。
私は今「痛覚残留」まで全てDVDを所持していますが、ブルーレイ版が一日でも早く発表されることを望んでやみません。
■三章の中では・・・ 評価5 日付2008-08-03一番退屈になるかと思われるこの第二章。
終盤に少し、緊迫した状態の場面があるが、他にこれといって面白い場面はない。
ではなぜ☆5なのかと聞かれると、会話に妥協がないからである。
黒桐幹也と両儀式との会話のひとつひとつに意味がある。日常的な会話の中でも常に警告を発していた式。
対してそれに気づかずに式に話しかける黒桐。
アクション系を好む方は退屈かもしれないが、話を読む、理解するといったことが好きな方や
得意な方にはぜひ購入していただきたい。アニメだと思ってなめていると結構痛い目見るんで・・・。
それにしても値段が高いのがいただけない。もう少し安くはならないのだろうか?
■戦闘よりサスペンスっぽい感じ 評価5 日付2008-08-023章まで見てみて、自分はこれが一番好きですネ。戦闘はほとんどありませんが、織が出て来る唯一の章でもあるし、何より殺人描写がとても美しくて、何度も見る度にとろけそうになります。第7章でも、これと同じかそれ以上になることを期待しています。
■おもしろいよ 評価5 日付2008-07-26一作目と比較しても断然こっちのほうがおもしろいとおもう。
『グロイ』とか『血が唐突』って表現があるみたいだけど、
そういうジャンルのアニメだし、自分は特に気になりませんでした。
画もきれいだし、キャラも前作に比べて細かい...
単なる『萌え』だとか『ツンデレ』では片付かない『人間らしさ』が出てると思いました。
そうかそうかと納得しつつ、最後のカットで心掴まれました。
ネタバレしない程度に”式が追いつめるカット”です。グッときたなー。
最後に原作は読んでません。戦闘シーンは眠くなるタイプの人間です。
あと金銭的な問題をあげてる方もいるようですけど、論外だと思います。
次回も楽しみです☆
■血溜まり、赤い和服、蜜柑、トマトサンド、竹林、そしてナイフ 評価5 日付2008-07-13劇場版『空の境界』殺人考察(前)、この第2章は初々しいカップルがそこにあるのみ――と、一言で言うならそんな内容でしょうか。
式、幹也の高校生時代は、ただただ可愛くそして同時に不安定そのものです。
個人的ベストシーンは、やはり冒頭の『2人』の出会いのシーンになりますか。
ここの美しさは、そして――さは原作を読んでいるとひとしおです。
注目はやはりここでの幹也の目、『ヤラレた』のが傍目にも一目で分かりましたですね……。
劇中の凄惨に過ぎる殺人シーンは見る人を選び、派手な戦闘シーンもなくただただ静かな物語運びはこれまた見る人を選ぶでしょうが、『血溜まり、赤い和服、蜜柑、トマトサンド、竹林、そしてナイフ』といったものの醸し出す雰囲気と、式と織と幹也という3人が導くその道程はきっと観ている貴方の目を釘付けにしてくれることでしょう。
個人的には美術関係のきっちりさに拍手を、素人目にも世界観を形作る一助となっているのがありありと分かる珠玉の出来でした。
『空の境界』という作品の実質最初の物語、大いに楽しめましたです。
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